完全理解!総量規制のメリット&デメリット

改正貸金業法が施行されてから3年の歳月が経過しました。その中で新しく定められたのが「総量規制」です。3年が経過しましたので、この言葉に耳慣れた方も多いかと思います。さて、この総量規制という制度、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。ここでちょっとまとめてみたいとおもいます。

では、そもそも総量規制というのはいかなる制度なのでしょうか。簡単に言いますと融資を受ける際に、その額を年収の3分の1までに制限するというものです。しかし、これにすべての融資が対象として含まれるわけではありません。まず銀行からの融資は含まれません。逆に裏を返せば、これは主に消費者金融の無担保ローンとクレジットカードのキャッシングを対象にしたものなのです。趣旨からすれば明らかですが、この種の個人向けの融資によって借金に苦しむ人、ついには自己破産する人が急増したという背景があります。一見、これはメリットのように思いますが、実際はどうなのでしょうか?

もちろん、聞き分けの良い人なら、一般の消費者金融で融資してもらえないなら、仕方がない、とあきらめもするでしょうが、やっかいなのはそれで「はい、そうですか」とはならない人たちです。実際に資金が必要という人もいるでしょうし、また感覚が麻痺して借金がすでに癖になっている人もいます。そういう人たちに、融資は年収の3分の1までですよ、といっても聞くわけもなく、今度は総量規制を超えたキャッシングをしてくれるところを探します。つまりは闇金融です。ですから、総量規制後に闇金融は減るどころかもっと増えた、という人さえいます。これをイタチごっこと言わず、なんというのでしょうか。

これはあたかも親が子供にただ単にゲームは一日1時間までよ、といっているようなものです。しかし、一旦ゲームの魅力にとりつかれた子供は1時間でやめようとはしません。その結果、親がいないところや、外のインターネットカフェでやろうとするわけです。親がやるべきことは時間をただ規制するのではなく、なぜゲームのやり過ぎがよくないか、教え、もっと多くの時間子どもと健全な時間の過ごし方をすることではないでしょうか。国の政策にもそうしたごく当たり前の発想が生かされることを願いたいと思います。

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